私たちはさまざまな色の囲まれて暮らしています。好きな色もあれば苦手な色もあり、手元に置きたい色もあれば、遠ざけたい色もあります。 色の持つパワーや意味を知ったなら、何かが変わるかもしれません。

カラーリストのTABASAさんに色について伺いました。



その4 ◆ クリスマスの「赤」と色の捉え方の違い◆


12月の風物詩、クリスマスイルミネーションが美しいですね。

クリスマスと言えば、サンタさんを待ちこがれる子供たち。 サンクロースの衣裳は、コカ・コーラ社の広告戦略の一環で統一されたカラーで、昔は緑色だったとか…。見た目も雪景色の中を行くのなら、暖かそうな「赤」の方が印象的なのかもしれません。

ということで、今回は、サンタクロースに因んで「赤」に ついて少しお話したいと思います。

みなさんは「赤」は、どんなイメージをもっていますか? 火・血・熱い!・燃える、情熱・怒り・エネルギー・生命力等などたくさんありそうです。 クリスマスの「赤(ワインレッド)」は、キリストが十字架にかかった時に流した血の色。イエスキリストの肉体の色は白ということから、協会ではワインとパンを使って いるようです。また、クリスマスには欠かせないポインセチアの葉の鮮やかな「赤」の花言葉には 「聖なる願い」・「私の心は燃えている」・「祝福」があるそうです。情熱的ですね 〜。

さまざまな色の中で、「赤」ほど深い意味をもった色は少なく、色の意味の他にも、色そのものを作り出すまでの歴史などとても奥深く、神聖かつ高貴な色なのです。

「赤」についてご興味のある方におススメしたい書籍↓
「完璧な赤」エイミー・B・グリーンフィールド 佐藤桂(訳)

 


  




色には誰もが想う共通のイメージがありますが、文化によってはその色が持つ意味が真逆の場合もあります。

典型的な色が黄色です。ヨーロッパ文化などでは、「裏切り者のユダの色」ということで、あまりポジティブな意味に捉えられることは少ないようです。一方、中国やインドでは、「太陽を表す高貴な色」とされています。バックグランドが違うと、同じ色でもその捉えかたには大きな開きがあります。

国や文化の違いだけでなく、1人ひとりの生活環境や経験といったバックグランドが違えば、色の基本的な捉え方は同じでも、感情によって色の見え方が変わることもあります。例えば、 同じ赤を見ても「元気が湧いてくるような素敵な色!」という人もあれば、「血のようで怖い赤」というように、感じ方は1つではないのです。もし、「血のようで怖い」と感じるなら、そこには過去の体験などが絡んでいるのかもしれません。

私事ですが、子供の頃に怪我をしたせいか、以前は「赤」は心地いい〜と想う色ではありませんでした。でも、今はとても赤が美しいと感じることがあります。きっと「ガンバロ〜!」みたいなファイティング〜な気持ちになるのかもしれません。人の心って繊細で微妙ですね。

クリスマスやお正月など、ぜひ家族やお友だちと色について語りあってみてください。新たな発見があるかもしれません。

それでは、よいお年をお迎えください。



【TABASA】 http://www.feelfine2007.com/index.html
・センセーションカラーセラピスト&ティーチャー
・色彩NPO 日本カラーネットワーク協会認定カウンセラー
・AFT1級色彩コーディネーター
・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー
・DCI社公認トーナルカラーアナリスト&ティーチャー
・日本パステルホープアート協会(JPHAA)認定インストラクター
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